晩夏の夜に
昨夜行った「夢の島熱帯植物館」の夜間開館
夜に開花する、夜に香る、夜に葉を閉じる植物などを楽しんできました
ガイドさんの解説を聞けるところも一部あり
熱帯の植物は
日中はあまりに暑過ぎて、受粉を媒介してくれる虫たちがあまり活動しないため、夜に開花するものも多い、とか
夜咲くので、暗闇で目立つように白色の花や、香の強いものが多い
などの説明を受けました
チューベローズもイエライシャンもイランイランもマツリカも・・・
「来 て よ か っ た」と心底思う香
ですが
昨日一番心惹かれたのは、パラグアイ・オニバス
漢字表記は「鬼蓮」ですが、いわゆる睡蓮
開花初日は白色で芳香があり、2日目はピンクに変わり香はあまりなく、3日目に咲ききって水に沈むそうです
いいタイミングで、昨日が開花初日ヽ(^。^)ノ
夕方から開き始め、直径25センチほどの大きな花を咲かせました
一輪だけ池の真ん中に咲いていても、存在感たっぷり
ちなみに葉っぱの直径は150センチほどあります
茎(花柄)の部分が太く見えますが、茎の右側に藻がからみついているだけです
闇に浮かぶ神秘的な白
甘く しっとりとした 厚みのある やわらかな 香
屋外にある池のため、虫の音のBGMつきです
風の流れで、時折香を強く感じるのですが
もう一度嗅いだら去ろう・・・を何度か繰り返しました
晩夏の夜の贅沢なひととき